23.備前国 岡山県岡山市国府市場 JR山陽本線高島駅 98.08.09 05.07.08
備前国庁跡 |
国長宮 備前国庁跡と推定される宮だ。国長は国庁に通じる。この他にもこの近辺には 長の森とか、北国長、南国長などの地名が残っている。 近年、この宮の周辺から柱跡や土器類が発掘され、昭和34年(1959)備前国庁跡として県の史跡に指定された。 |
拝殿 一応、拝殿というわけらしい。 なんだか土倉のような建物だ。 |
本殿 こちらが本殿。うーん、今にも朽ち果てそう。心細いたたずまいだ。 |
備前総社 |
鳥居 石造りの鳥居 |
扁額 鳥居の上には総社の扁額が掛かっている。 |
神門 | 境内社 |
本殿予定地 8年前もこんな感じで、本殿を建てる気はなさそうだ。 |
備前国分寺跡 |
岡山から山陽町に向かってバス通りを東に走ると、山陽自動車道をくぐった先に「稚姫の里」というノボリが立ったショップがある。季節の野菜などを売る店だが、そのあたりの古代遺跡の案内所でもある。すぐ裏が両宮古墳で、稚姫の夫の下ツ道君を埋葬した古墳だという。その西側の細い道をたどって行くと、史跡備前国分寺跡に着く。 |
備前国分寺跡 8年前は何の表示もない荒れ野だったが、今回は整備事業が始まっていた。 昭和49年(1974)の発掘調査で、南門、中門、金堂、講堂が一直線上に並び東南に塔を配する伽藍が確認された。寺地は東西が180m、南北は240m。昭和50年(1975)国の史跡に指定。 |
伽藍配置は南門、中門、 金堂、講堂と一直線上に 並び、東南の隅に塔を配 する典型的な国分寺様式。 南門と中門の間が狭いのが この国分寺の特徴である。 |
境内の境界に建つ小社 境内の北側の境界に並んで建つ小社。 |
金堂跡 金堂跡の整備準備。 |
塔跡に立つ7層の石塔 塔の心礎の上に建っている。 鎌倉時代のものらしい。 |
塔の心礎 |
吉備津彦神社(備前国一之宮) |
備前一宮「吉備津彦神社」に詣でた。
昭和5年(1930)の火災で、往年の建物は本殿、随神門を除き焼失し、現在の社殿は昭和11年(1936)に再建されたものである。 夏至の日の日の出は、正面の山からのぼり、朝日が御鏡に入るとされ朝日の宮と称される。 |
拝殿 | 拝殿内部 |
渡殿 | 本殿 元禄10年(1697)池田輝政の再建。 三間社流造檜皮葺。 |
祭文殿から渡殿、本殿を望む。 |