蓼科・黒部・諏訪

2018年、平成も今年が最後という年に、いつものメンバーが信濃路の旅に出掛けた。猛烈な酷暑がようやく収まった9月12日。朝9時、新宿発のあずさ9号に乗り込んだ。信州茅野駅まで2時間半の旅の始まり。

朝9時 あずさ9号で出発

今回の旅はいきなりアカデミックな展開を見せる。このメンバーにしては珍しく、学究的な旅の始まりである。今から6千年前に栄えた縄文文化に触れようというのだ。八ヶ岳山麓に広がる尖石遺跡。遺跡を記念する縄文考古館を訪問。国宝の「縄文のビーナス」、「仮面の女神」に逢いに行った。残念ながらご両人ともパリへお出かけのようで、留守はよく出来たレプリカが守っている。

 
 手前が縄文のビーナス、奥が仮面の女神

縄文人になったつもりの3人。編布(あんぎん)と呼ばれる布で作った縄文時代の衣服。
 
 縄文の3人

考古館の裏には与助尾根遺跡が広がる。縄文時代の竪穴住居が数棟復元されている。でもこの連中は遺跡はそっちのけで、何やら騒いでいる。

   
竪穴住居より面白いモノがあるらしい。
 
 小さな青カエル

草むらで見つけた小さな小さな青カエル。人見知りするらしくN氏が近づくと、そっぽを向いてしまう。

近くのバラクラ・イングリッシュガーデンへ。イギリス園芸研究の第一人者ケイ山田氏がプロジュースする本格的英国庭園。花好きに大変人気のあるスポットだ。

 ちょっとお疲れ気味

花の少ない時期だったが、初秋の花は可憐で美しい。オリンパスに50mm f1.4開放で撮影。
   
 イングリッシュガーデンで見た花


翌13日は待望の黒部へのバスツアー。無料というのが嬉しい。運転する島氏の軽妙なおしゃべりに2時間半はあっと言う間に扇沢へ。今年で最後のトロリーバスで黒部ダムへ。

 
 トロバス・ラストイヤーの記念切符
   
 途中で猿の群れに出会ったが 黒部ダムの放水 

K氏は実に寝付きが良い。気持ちよさそう。でも、猿の群れは見たのかしら。

 
   
 行きは良い良い帰りは辛い。

黒部はどこに行くにしても急な階段を上り下り。70才を超えた老人には辛い観光地だ。

 
 
 ようやくバス停にたどり着いた。

帰りはワサビ田へ寄って、御嶽海の取り組みに間に合った。途中、子連れの猿が手を振っていたという。ほんとかいな。

 
 豪華なディナー

宿の特別個室で豪華なディナー。飲み放題も付いて良い気分。みんな良い顔してるね。

 
最終日の14日。薄日の差す旅日和。昨日の酒が多少残っているが、みんな元気いっぱいだ。露天風呂から八ヶ岳が見えた。

 
   
 建物の全景を入れてはいポーズ。  タヌキの親子がいた!!

昨日はで、今朝はタヌキ。自然は楽しい。びっくりしてタヌキを撮らずに、タヌキもどきを撮ってしまった。反省!

 
 
 全員集合 後ろは2泊したテラス蓼科。

テラス蓼科
はトヨタの従業員保養施設だ。4人で一部屋に泊まれば一人一泊5,500円。朝食は1,600円 、夕食は4,100円。飲み放題は1,800円。今回は2泊3日で一人2万円。黒部行きの無料バスツアーも込みだから、年金生活者には嬉しい料金だ。

 
 聖光寺にて

蓼科山聖光寺
は、昭和45年にトヨタ自販社長神谷正太郎氏の発願により、豊田家はじめ関連企業が協賛して建立された。観音信仰の寺として薬師寺に連なり、毎年7月には関連企業の代表者が集まって、万灯会で交通安全を祈願する。 

ふと見ると裏山に野生の鹿が3匹かけていった。またシャッターを切れなかった。

 
 諏訪大社上社本宮

諏訪大社
は上社、下社に別れ、さらに上社は本宮、前宮に、下社は春宮、秋宮に別れる。祭神は大国主命の次男坊建御名方神(タケミナカタノカミ)。関東の鹿島神宮、香取神宮と共に日本の三大軍神のひとつである。

 
   
 ~長官守矢資料館

この奇妙な建物は地元出身の高名な建築家藤森照信氏の設計になる。軒先から突き出ているのはイチイの木である。藤森氏曰く「なんとなく淋しいから突き出してみた。」

中にはこの地に古くから伝わる御頭祭の生け贄が展示されている。鹿と猪の頭とウサギの串刺しが展示してあった。

 
   
 空飛ぶ泥舟  高過庵

この奇妙な建物はいずれも藤森照信の設計。高過庵の隣に低過庵もあった。中は茶室らしく、はしごで登れば茶の湯が楽しめるというが。

 
 
 高島城址 護国神社

高島城址
へ。いささかみんなお疲れ気味。天守閣へ登る物好きはさすがにいない。

 
   
 花尋庵

昼はおいしいと評判の花尋庵へ。昼、最後の客となった。ここの蕎麦は旨かった。私はいつもの鴨せいろだが見事なソバであった。ワカサギの佃煮も絶品。

 
   
諏訪の銘酒「真澄」の本店で利き酒。 

宮坂醸造の本店で真澄の飲み比べ。純米吟醸、山廃純米吟醸、奥伝寒造りと説明を受けながら飲む。私はさっぱり違いがわからないが、旨いことは確かだ。
 
 旅の終わりの勢揃い

呑兵衛仲間の締めくくりには最高だ。妙齢な女性2人とジジイが6人。幸せだなあ。
 
 
 片倉館千人風呂

旅の締めは片倉館で千人風呂。ここで事件が勃発。約1名の下足札ならぬ靴箱のが無い。 焦って探すが無い。無くした鍵の弁償は2千円。それでも靴は返ってこない。タクシー呼んでスリッパで帰ろうか。でも念のためもう一度バッグの中を探す。あったー!!!。思わずみんなから拍手が。泣きべその顔がはじけるような笑顔に。

シリに始まってカギに終わった今回の信濃路旅行。いろいろあったけど楽しかった。運転のまゆみちゃん、イナちゃん、お疲れ様でした。

 
 おしまい
上諏訪発17:44 あずさ30号。八王子着19:35.。新宿着20:07。船橋着20:37。 
   



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