失語症者の 失語症者による
 失語症者のための 言語リハビリ施設

(東京都港区)

 電話:03−5562−0260
FAX: 03−5562−0260
メール:kotoba3izumi@gmail.com

開設に至るまで

*お問い合わせ・  *診療の流れ・ *料金・  *交通・  *所在地・地図・  *利用者の声・ *ご家族の声
*よくある質問(皆さんのご質問にお答えします。) *リンク集




脳出血や脳梗塞による失語症などのために

・コミュニケーションを取りにくくなった成人の方
・病院退院後も
長期的に個別訓練を継続したい方

「言葉のリハビリを続けたい」
という あなたの思いをお受けします。


アットホームなサロンのような雰囲気の中
言語聴覚士の先生と
マンツーマンで訓練出来ます。

あなたは2008年1月1日から 人目のお客様です

言葉のリハビリサロン泉
どうぞお気軽にお越しください。アットホームな雰囲気でお迎えします。

診療時間  午前10時〜午後4時
診療日
   月曜、水曜、木曜、金曜


料金(消費税込み)

1コマ(45分) 5,500円 (会員)
入会金     10,000円
(料金には諸検査費用・教材費が含まれます。)
             
見学やお試しでのご利用にも応じますので、お気軽にお問い合わせください。
入会については、訓練開始後に、お決めいただけます。
訓練回数や内容はご相談の上、決めさせていただきます。
医療保険や介護保険の適用は、受けられませんのでご了承ください。


言葉のリハビリサロン  代表      鹿島多佳子
顧問 言語聴覚士 春原則子

担当言語聴覚士
福森(ふくもり)恵美子(えみこ)(月曜・木曜、金曜担当)
1998年 東京女子大卒業
2001年 日本福祉教育専門学校卒業
2001年 言語聴覚士国家試験合格


「その人らしい人生を送られるよう、共に歩んでいきたいと思います。よろしくお願いいたします。」
下馬場(しもばば)かおり(水曜担当)
1988年 九州大学卒業
1994年 国立身体障害者リハビリテー
ションセンター学院卒業
1999年 言語聴覚士国家試験合格

「お一人お一人がご自分らしさを取り戻していかれることを切に願っております。よろしくお願いいたします。」

*当サロンは医療機関(病院・診療所)ではございません。
*有資格の言語聴覚士が、失語症の方とそのご家族を対象に、言語訓練・相談にあたります。
*医師の指示を必要とする、嚥下訓練は行っておりません。
*訓練スペースは、バリアフリーですが、一般住宅のため、車椅子で入れるお手洗いは
 ございません。
言葉のリハビリ 診療の流れ

面接         :発病からの経過や言葉のリハビリへのご希望を伺います。

言語評価   :標準失語症検査等を実施し、現在の言語機能を詳細に評価します。

リハビリプログラム作成 :言語評価を行うことで、言語機能面の課題が明らかになります。
 課題点の改善を図るため、リハビリを行っていきます。
 はじめに目標を決め、改善のためのプログラムを作成します。

リハビリ開始 :プログラムに基づき、リハビリを行います。

 「聴く」「話す」「読む」「書く」の言語機能のすべての側面に働きかけます。
 ご家族にも実施内容がわかるように、毎回連絡ノートに記入をします。
 必要に応じて、ご家庭では宿題に取り組んでいただきます。

再評価 :標準失語症検査等を実施して、定期的に評価を行います。

 これにより、リハビリの進行状況をより客観的に捉えることができます。
 結果については、ご本人、ご家族に説明いたします。

リハビリプログラム修正 :再評価の結果に応じて、プログラムを適宜修正します。

リハビリ継続 :リハビリの終了期限は特に設けておりません。
 ゆっくり、じっくり、安心してリハビリに取り組んでいただくことができます。

仕事への復帰を目指す方に対しては、復帰へ向けたプログラムを作成し、仕事内容に応じたリハビリ教材を用意します。


お問い合わせ

ご相談・訓練は予約制となります。
まずは、電話、Eメールにてお問い合わせください。
折り返し、こちらからご連絡申し上げます。

電話 03−5562−0260
Eメール

kotoba3izumi@gmail.com

よくある質問のページ(クリックしてください)

交通
大江戸線 赤羽橋駅  中ノ橋口より 徒歩 4分
南北線・大江戸線 麻布十番駅 6番出口より 徒歩 6分

都営バス

中ノ橋バス停より
徒歩 1分
都営バス運行表
(経路欄をクリックすると路線図、時刻表が表示されます)

↓(中ノ橋バス停に停まるバス路線)
都06 渋谷駅前→広尾病院前→中ノ橋→大門駅前→新橋駅前
橋86 目黒駅前→広尾橋→中ノ橋→神谷町駅前→新橋駅前
反94 五反田駅→明治学院前→中ノ橋→赤羽橋駅前
反96 五反田駅→品川駅前→古川橋→中ノ橋→六本木ヒルズ
浜95 品川車庫前→芝浦1丁目→浜松町駅前→中ノ橋→赤羽橋駅前

↓(赤羽橋駅前バス停に停まるバス路線)
東98 等々力操車場前→都立大学駅→赤羽橋→日比谷→東京駅丸の内南口

港区コミュニティーバス   ちぃばす  運行表          
六本木ヒルズ方面 芝浦車庫→田町駅前→中ノ橋→麻布十番→六本木ヒルズ

道案内
〒106−0044         
東京都港区東麻布2−31−3

 地下鉄赤羽橋駅からの行き方        ☆スタート(赤羽橋駅)
 
中の橋交差点をまっすぐ通過します。   ファミリーマートを右手に
横断歩道を渡ります。
  中之橋口を出て右へ進みます。
         
         
左手にバス停、右手に日本料理屋が
見えたら、右に曲がります。
   左手に見えてきます。    言葉のリハビリサロン泉に到着。


利用者の声
私の体験談  Nさん(50代 女性 
 
2015年7月より当サロンでリハビリを継続しています。

「ここに来れて良かったです。
いろいろ助けてくれたので、勉強になりました。
じょじょに単語が増えてきました。」

当初通われていたデイサービスを卒業し、今は映画や美術館めぐりを楽しまれています。

私の体験談  Kさん(68才 男性)

病院でのリハビリが終了になって、自分の言葉が次第に退化していくのがわかりました。この先どうなるのだろうと、とても不安でした。

そんな時「言葉のリハビリサロン泉」を知り、半年ぶりにリハビリを再開。
週2回ここに通うようになりました。
前よりもかなりスムーズに、話が出来るようになってきたと感じています。
言語聴覚士の先生は、若くて優しい女性の先生なので、とてもリラックスできます。
マンツーマンなので周りに遠慮もなく、安心して練習に集中できます。

リハビリの効果が出てきて、最近は電話をかけてもハキハキと話せるようになりました。
先日も電話の相手から
「失語症なんてもう治っているんでしょ?」
と言われるほどになり、だいぶ自信がついてきました。
散髪やマッサージのときも、「あー」「うー」と言うのが少なくなってきたと言われます。
字の読み書きも上達しました。

しかし、突然ことばが出なくなって話が続かなくなり、「ああ」「これ」と面倒になってしまったり、計算なんかをやると数字を勘違いしてしまうこともあったりして、まだまだ満足していないので、これからも頑張って通いたいと思っています。

私の体験談  Kさん(70才 女性) 

2009年より当サロンを継続されているKさんの声をご紹介します。

Kさんは介護福祉士として活躍されていましたが、突然の脳梗塞により失語症を患いました。遠方より片道1時間半以上かけてご主人と通われていましたが、5年の年月を経て、この程お一人で通うことができるようになりました。

すでに道順も覚え、最近ではてんかん発作も無いので一人で行ってみようと思いました。近隣の外出とは違って、往復56時間も一人で行動するのでやはり緊張します。主人が電車の乗り継ぎ順と時刻、途中で食事する時のメニューをカードにしてくれたので、これを頼りに通っています。一人で通うことを1つの目標にしていたので、実現できてとても嬉しいです。

失語症になって5年、時に折れそうになる心に蓋をして、今できることを、今やっていこう、という思いでここまでやってきました。これからもそうした一日一日を積み重ねて、与えられた残りの命を生きていきたいと思います。

 ご主人の的確なサポートのもと懸命にリハビリを継続されているKさん。日々のご努力により言葉も大変回復されました。それとともに活動の幅を次々と広げられ、いきいきとお過ごしです。Kさんのたゆまぬご努力に敬意を表します。

 

リハビリ川柳  Sさん(50才 男性)

2008年4月より、当サロンにてリハビリ継続中の方です。

大変熱心に取り組まれ、2009年4月に見事職場復帰をされました。週2回のペースから出社を始め、お休みの日に当サロンにいらっしゃっています。

そんなSさんが、2009年2月に「失語症」と「リハビリ」をテーマに詠まれた川柳をご紹介します。

Sさんの苦悩、たゆまぬ努力、そして未来への希望 ―
スタッフ一同、思わずまぶたを熱くした句です。


「失語症」
  失語症 何度やっても だめな俺
  失語症 一歩一歩で がまんがまん
  2年半 いつまでたっても 失語症
  失語症 きっと良くなる 3年後

「リハビリ」
  リハビリを 毎日続けて 2年半
  一生が リハビリ続きの 毎日だ
  リハビリで 100%に 回復だ
  あすの朝 リハビリ卒業 おめでとう


ご家族の声

Rさん(80歳 女性)のお嬢様


 
Rさんは、当ホームページをご覧くださったお嬢様のご推薦で、2009年秋より当サロンにいらっしゃっています。

お嬢様が遠方にお住まいのため、リハビリのご様子を定期的にメールにてお知らせしています。その際に頂いたお返事の一部をご紹介します。



「母はすっかり張り切っていて、作文を書くのが楽しみで仕方ないようです。先生にいろいろほめて頂いたと、喜色満面で話してくれます。この間は書いた物も送ってくれました。短い文章ながら母の感性とこれまでの来し方がにじみ出ていて、思わず目頭が熱くなる思いでした。母の心の扉を開いて頂き、表現の楽しみと喜びを取り戻して頂いたことに感謝しております。昨日の分は明日FAXが届くことになっているので楽しみです。では、これからも末永く、よろしくお願い致します。」


Rさんは、ご病気を発症後約7年が経過してから、当サロンでのリハビリをスタートされました。リハビリをするのは病気発症直後以来とのことでした。大変な努力家でいらっしゃり、回を追うごとに、宿題にしている作文の内容は充実したものになってきています。

お年を召していても、ご病気から年数が経過していても、適切なリハビリとご本人の努力により、言語機能の改善は見られるということを改めて実感しました。



もうひとつ、Rさんと久しぶりに再会されたお嬢様からいただいたメールです。

「足腰が弱ってはおりましたが、あちこち出かけていく気力や、私達を気遣う気持ちは変わらず、かえって以前よりいきいきしているように感じられました。自分の気持ちを表現すること、これから少しでも良くなっていく、出来るようになっていくかもしれない、という希望が、母に大変大きな気持ちの張りを与えてくれているように思います。本当にいつも有り難うございます。」


言語機能の改善が、ご本人の自信に繋がり、日常生活がより潤いのあるものになっていく。大変素晴らしいことだと思います。




失語症に関するサイトリンク
港区失語症友の会「みなとの会」  港区民で失語症に悩む人達の親睦会 
ことばの海 全国失語症友の会連合会のホームページ
明日に希望のひかりを 失語症の体験談がいっぱい
若い失語症者のつどい 交通事故などで若くして失語症になられた方々の広場
63才の開き直り 元南極観測隊員の失語症体験記 奥さんの体験談も貴重