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| 2008.11.05〜07 |
| 平成20年(2008)はあまりいい年ではなかった。6月には心臓発作を起こし、3週間の寝たきり生活を余儀なくされたし、身近な人が立て続けに亡くなった。世界の金融危機は実体経済にも及び、トヨタは来年3月期の決算で、営業利益7割減に転落するという。 そんな鬱々とした気分を吹き飛ばそうと、信州へそばと縄文遺跡を訪ねる旅を思い立った。そば好きの仲間に熱心に誘われ、手術後初の2泊旅行を決行したのだ。 |
| 旅の初めは井戸尻遺跡 |
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| 井戸尻遺跡 ツアーコンダクターは小山陽道氏。小淵沢の駅まで迎えに来てくれた。最初の訪問は井戸尻遺跡。知る人ぞ知る縄文中期の代表的な遺跡である。竪穴住居と小山氏。 |
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| 井戸尻考古館 近辺の遺跡から出土した土器などの 遺物を展示する。 |
人面付き鉢 人の顔を造形した縄文土器。 器面に浮かび上がらせる珍しい手法だ。 |
| 不思議なそば屋 |
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| 新次そば なんということはない普通の百姓屋。のれんも出ていない。小山さんならではの不思議な店だ。 |
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| 店内 普通の座敷を3間ぶち抜いて客室にしている。鴨居の上には歴代の警視総監やら、労働大臣やらの色紙が並んでいる。あまり良い趣味とは言えないな。 |
盛りそば これで3人前だ。二人でちょうど良い分量。お値段1人前1000円はちょっとね。漬け物が美味しかった。そばはそこそこかな。何となく水っぽい感じだ。 |
| 幻の阿久遺跡 | |
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| 阿久遺跡 縄文前期の環状列石の遺跡だ。中央道の工事中に出土したが、埋め戻して一部は高速道路になった。案内板が唯一の手がかりだ。カーナビも迷うほどにわかりにくい。中央道の原パーキングエリアの近くだ。北に蓼科山、東に八ヶ岳を望む。 |
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| 阿久遺跡 この辺だろうと推定したところに立つ小山氏。後ろは中央高速道路だ。 |
出土品収蔵庫 立派な収蔵庫だが入れない。史跡公園にする計画があるらしいが。 |
| 縄文のビーナスに会えた! |
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| 尖石遺跡 こちらは有名な尖石遺跡。縄文中期の代表的遺跡だ。 |
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| 紅葉 尖石縄文考古館の裏に広がる与助尾根遺跡公園の紅葉。 |
尖石 遺跡名になった尖石。高さ1Mほどの尖った石。とがりいし様と呼ばれ、村人の信仰の対象だったらしい。 |
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| 縄文のビーナス 棚畑遺跡から出土した土偶。27センチほどの小さな像だが、圧倒的な存在感で迫ってくる。雲母が混ざっているからだろうか、キラキラと輝いて美しい。縄文遺物では3点しかない国宝のひとつである。 |
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| 縄文のビーナスの前姿と後姿 妊娠した女性をかたどったのだろう。胸がちょっこっと小さいのはご愛敬。後ろから見ると、頭の渦巻きが印象的だ。帽子をかぶっているのだろうか。 |
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| 仮面の女神 中っ原遺跡から出土した中空の土偶。 国の重要文化財だ。 |
人面把手 中っ原遺跡出土。 土器に着いていたものだろう。 |
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| 土器に囲まれてご満悦の小山氏 |
| トヨタの保養施設 テラス蓼科 |
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| テラス蓼科 今夜の宿はトヨタの保養施設テラス蓼科だ。素泊まりなら1泊5千円で泊まれる。大浴場の温泉は透明なナトリューム泉。露天風呂から八ヶ岳が見渡せ、夜は星が降るように近くに見える。 蓼科山とテラス蓼科をバックに記念撮影。小山氏と斎藤氏。渓流釣りの師弟でもある。 |
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| しけった煎餅 誰が持ってきたのかしけった煎餅。 酔っぱらって平気で食べちゃった。 左から井上、斎藤、小沢の各氏。 |
レストランで 夕食はバイキング。ローストビーフがうまかった。酒は信州の知らない酒ばかり。佐久の茜さすがなかなかいける。 |
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| 作無衣が似合う面々 食い気より飲み気のじいさん達。左から小山、小松、鈴木、井上、小沢の前期高齢者達。 |
| 2日目の始まりは岡谷から |
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| 岡谷美術考古館 今日はゴルフ組と別れて3人で遺跡めぐりだ。最初は岡谷美術考古館。蚕糸博物館に同居している。岡谷市近辺の遺跡からの出土品を展示している。 |
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| 人面把手付き深鉢 | 人面把手付き深鉢と人面把手 |
| 縄文人は土器に、人やカエルやイノシシの顔を貼り付けた。なんの意味があったのだろう。それにしてもよく見ると、どれも表情がとっても豊かだ。左の深鉢は国の重要文化財である。 | |
| 湖底に眠る遺跡 |
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| 諏訪市博物館 |
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| 湖底の曽根遺跡 諏訪湖の湖底から出土した石器。曽根遺跡は、諏訪湖の湖底に沈む旧石器から縄文草創期の遺跡だ。明治41年(1908)に発見された。地殻変動で湖底に沈んだのか、水中生活者が投げ捨てたものかを巡って、学会を二分する大論争が起こった。 |
| 不気味な~長官守矢史料館 | |
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| ウサギの串刺し 諏訪大社前宮で行われる御頭祭。 天下の奇祭である。神に捧げられた兎。 |
鹿と猪の頭 これだけ並ぶと不気味だ。 シカとイノシシの頭を神に捧げた。 |
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| 生け贄の前に立つ斎藤氏と小山氏 |
| 諏訪の名店で3色そば | |
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| 手打ち更科 諏訪の名店「手打ち更科」の3色そば。小山氏と斎藤氏は4色そば。キリッと冷たくてうまい。 |
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| 上諏訪温泉片倉館で良い気分 | |
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| 片倉館 片倉製糸の2代目片倉兼太郎が欧米の施設をモデルに建てた温泉施設。大浴場は100人は入れそうなゆったりとした湯で、底に玉砂利が敷き詰めてあるのが面白い。庭の紅葉がきれいだった。 |
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| 3日目の朝の6人のサムライ |
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| 小山氏の別荘「シャーウッド」 2泊目は小山氏の別荘「シャーウッド」。白樺湖の近くの小高い山の頂上付近。30年前に建てたというからたいしたものだ。ロビンフッドになったような6人のサムライ。昨夜は12時過ぎまで飲んでいた。なんだかよく笑ったなあ。なんの話題だったか忘れたけれど、とにかく笑って笑って、寝不足になった。 |
| そばの名店「翁」で名残の仕舞いそば |
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| 翁でそば 2泊3日の旅行も終わりに近づいた。最後の昼食はそばの名店「翁」だ。名人とうたわれた高橋さんが広島へ去ったあとも弟子の大橋さんが頑張っていて、相変わらずの人気だ。 |
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| ざると田舎と釜揚げ メニューは3種類だけ。ざるは細打ちでのど越しがなめらか。ほんのりと高ェのった美しいそばだ。田舎は太打ちの黒くて腰の強いそば。私はざるだけで堪能した。 |
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| 翁で記念撮影 満足、満足。旨いそばを食べてみんな満ち足りた顔をしている。 |
| 旅のフィナーレ |
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| 紅葉をバックに 美術館の駐車場の桜の紅葉がきれいで、旅のフィナーレは3日間続いた晴天に感謝して、はいポーズ。 |
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| 八ヶ岳山麓の地図 |
| 井戸尻遺跡 | 尖石遺跡 |
| 縄文紀行 |