デジタル時代に入ってから、カメラは日本の独占状態になり、日本ブランド以外のカメラを見つけるのは至難の業だ。しかし、クラシックカメラの世界は、ドイツ、ロシア、アメリカ、フランスなど、その国籍はバラエティーに富んでいる。
先進国ドイツのカメラに、なんとか追いつこうと必死になっていた、かっての新興国日本の姿も、懐かしく浮かび上がってくる。
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| McKeown's PRICE GUID TO ANTIQUE & CLASSIC Cameras |
世界中のクラシックカメラを網羅したリストがある。アメリカで発行されているマッキューンのプライスガイドだ。掲載されているクラシックカメラは、10,000点以上にのぼる。このリストをガイドにして、世界の名機探訪の旅に出よう。といっても、高価なカメラは買えない。予算は3万円以下に抑えたい。実際にフィルムを入れて撮りたいから、35mmフィルムを使うカメラが大部分を占める。
調達は主としてeBayである。国際オークションは世界中から出品されている。私の購入先もウクライナ、タイ、ギリシャ、フィンランド、オーストラリア、アメリカ、ドイツ、イギリス、チェコなど多岐にわたる。リスクも大きいが、遠い国の出品者とのやりとりは、古希を迎えた私にとって、かなり刺激的である。
さらに、ほとんどの場合、取扱説明書はついていない。フィルムの装填、巻き上げ、巻き戻し、シャッター、距離合わせなど、カメラによってその手順はバラバラだ。これを勘と経験によって、手なずけていく。パズルを解くのにも似て、頭の体操にはもってこいだ。
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